足踏み状態の朝日首脳会談…日本メディアは「悲観論広がる」と報じる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.23 08:31
日本で朝日首脳会談への悲観論が広がっていると日本メディアが22日、報じた。岸田文雄首相は拉致問題解決のために昨年から首脳会談への強い意欲を示しているが、北朝鮮をめぐる情勢の変化などにより実現は容易ではないということだ。
朝日新聞と日本経済新聞は22日、朝日首脳会談20周年に合わせて「足踏み状態」にある朝日交渉について報じた。2004年、小泉純一郎首相(当時)が訪朝し、金正日国防委員長(同)と会談して20年が過ぎたが、両国の首脳会談は当面実現しそうにない。岸田氏は今月11日、拉致被害者の一括帰国を求める集会に参加し、「トップ同士が腹を割って率直に話し合えるような関係を構築していくことが重要だ」と述べ、ハイレベル協議に言及して首脳会談実現への強い意思を示したが、進展はない状態だ。