韓国、30~40代は財布閉じるのに…60代は新車購入19%増えた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.21 13:03
韓国の産業界は1960年~69年生まれで満55~64歳の「ヤングシニア」を新たな顧客群として注目している。80年代に大学に入った60年代生まれの「86世代」は若くて活力があり購買力まで備えた消費者に浮上しているのだ。
最近自動車業界は50代以上の中高年層を狙って中大型クラスの新車を出すなど関連マーケティングに集中している。30~40代の消費者が財布を閉じたのに対し50~60代の新車需要は目に見えて増えたためだ。自動車市場調査機関カーイズユーデータ研究所によると、昨年韓国で販売された新車のうち30代への販売台数は1年前より2.9%、40代は2.7%増えるのにとどまったが、50代の購入は前年より12.4%、60代は19.7%増加した。