「旅行赤字」5年半ぶり最大…観光消費、訪韓外国人より海外訪問韓国人の方が多い
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.20 08:09
今年1-3月期の旅行収支が四半期基準で5年半ぶりに最も大きな赤字幅を記録した。新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)のエンデミック以降、内外国人観光客数がともに増えているが、以前に比べて海外を訪問する韓国人より韓国に入国した外国人比較的に多く消費した影響とみられる。
19日、韓国銀行の経済統計システムによると、1-3月期の旅行収支(暫定値)は39億ドル(約6072億円)の赤字を記録した。コロナ禍のかなり前の2018年7-9月期(-41億7000万ドル)以降、最大の赤字規模だ。旅行収支が大きな比重を占めるサービス収支も23カ月連続で「マイナス」を続けた。1-3月期の経常収支の黒字は168億4000万ドルではあるが、輸出による商品収支の黒字を旅行などサービス収支の赤字が多かったわけだ。