金与正副部長の「対南用」脅迫後…北朝鮮、弾道ミサイル挑発
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2024.05.18 08:51
北朝鮮が17日午後、東海(トンヘ、日本名・日本海)上に弾道ミサイルを発射した。先月22日に短距離弾道ミサイル(SRBM)の600ミリ超大型放射砲を発射してから25日ぶりの挑発で、今年に入って5回目。韓国軍の合同参謀本部はこの日、「午後3時10分ごろ北の元山(ウォンサン)一帯から東海上に発射された短距離弾道ミサイルと推定される数発の飛行体を捕捉した」と明らかにした。軍はミサイルの機種や飛行距離など諸元を分析している。
この日の北朝鮮の挑発は、金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長が最近新しく改良および開発した武器は「対南用」と公言した後に断行された。金副部長はこの日午前、朝鮮中央通信を通じて談話を発表し「公開した放射砲やミサイルなどの戦術武器はただ一つの使命のために作られた」とし「それはソウルが無駄な考えをしないよう使用されるということを隠さない」と主張した。