バイデン氏、トランプ氏より強硬…対中国「関税戦争」開始
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.15 07:56
バイデン米政権が14日(現地時間)、中国製電気自動車に対する関税を4倍に高めて100%の関税を賦課することを骨子とする対中関税引き上げ案を明らかにした。高関税の適用対象には電気自動車および電気自動車用バッテリー、太陽電池、半導体など先端サプライチェーン関連品目のほか、医療用品やクレーンなど中国に対する依存度が高い分野が含まれた。電気自動車など一部の品目に対してはトランプ前大統領より強い対中関税圧力政策になるという見方が出ている。
米ホワイトハウスは13日、事前ブリーフィングで「中国は強制技術移転、知識財産窃取など不公正な慣行で全世界の核心物品の70-80%、さらに90%まで統制している」とし「バイデン大統領が貿易法301条に基づき中国産輸入品に対する関税を180億ドル(約2兆8150億円)増やすよう指示した」と明らかにした。