【時論】韓国消費者の安全を脅かす中国通販サイトの製品
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.14 15:26
韓国統計庁によると、2023年9月基準で「個人通関固有番号」の累積発行件数は2400万件だ。経済活動をする消費者の大多数が海外通販サイトで購入した経験があるということだ。昨年の韓国人の海外通販サイト購入金額(約6兆7600億ウォン、約7720億円)の半分ほどを中国が占めている。2022年と比較すると米国通販サイトでの購入は減少したが、中国通販サイトでの購入は121.1%も増えた。消費者が主に利用するのはアリエクスプレス(28.5%)、アマゾン(27.6%)、アイハーブ(20.4%)の順だった。これら上位3つの利用が多く、韓国消費者院によると、3つのサイトの購入比率が2020年の59.0%から23年には76.5%に高まった。
問題は海外通販サイト利用者の10.2%が契約不履行、品質不満足のような被害を経験しているという事実だ。アリエクスプレスによる被害が最も多く、アマゾン、11番街、ネイバーショッピングが後に続いた。アリエクスプレスは被害解決率も最も低かった。