4年間に19%のウォン高円安…冷める日本就職ブーム(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2024.05.11 12:27
韓国銀行(韓銀)によると、2020年の年平均為替レートは100円=1105.7ウォンだったが、21年は1045.45ウォン、22年は983.44ウォン、昨年は931.24ウォンと、ウォン高円安が進んだ。今年1-4月の平均値は100円=892.86ウォンだ。日本で400万円の年俸を受ける会社員の場合、2020年には4420万ウォンだったが、今年1-4月の平均値で換算すると4年前より19.2%少ない3571万ウォンとなる。しかもデフレ(物価下落)が慢性化した日本では前年比で年俸上昇率が3%を超える企業が少ない。昨年の日本企業全体の平均初任給上昇率は2.84%だったが、これは30年ぶりの2%超過だった。
◆34年ぶりの円安ドル高