【社説】輸出もよいが…韓国防衛産業、石橋を叩いて渡るべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.09 14:57
K(韓国)防衛産業の次世代事業の一つ、韓国型超音速戦闘機(KF-21・ボラメ事業)開発事業の支障が避けられなくなった。当初KF-21を共同で開発する条件で開発費の一部を分担することにしたインドネシアが最近、予算不足を理由に1兆ウォン(約1130億円)を出せないと主張した。防衛事業庁の関係者は昨日、「インドネシア側はKF-21体系開発終了時点の2026年までに6000億ウォンのみ支払うという分担金調整を提案した」とし「関係部処との協議を経て(インドネシアの提案を)受け入れる案を進めている」と明らかにした。
政府は当初8兆1000億ウォンを投入してステルス技術を適用した第4.5世代の戦闘機を独自開発し、空軍の老朽機種F-4とF-5戦闘機と置き換えるほか、今後の輸出で開発費の一部を埋めるという計画だった。これに基づき2016年に韓国政府が開発費の60%を、製作会社の韓国航空宇宙産業(KAI)とインドネシアがそれぞれ20%を負担することで契約が締結された。