医療空白に…韓国政府、外国免許医師に診療許容する「超強力」措置へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.09 06:54
韓国政府が専攻医の集団辞職に伴う医療空白対策として外国医師免許者にも患者の診療を許容することにした。保健福祉部は8日、「外国医療関係者の国内医療行為承認を拡大することができるように中央災難安全対策本部に4月19日報告して議論し、関係部署協議を経て医療法の施行規則改正を推進している」とし「外国医療者者免許を持った者が保健福祉部長官の承認を受けて医療サービスを提供することができるようにして国民の健康と生命を守ろうとするもの」と背景を明らかにした。
保健福祉部がこの日立法予告した医療法施行規則の一部改正案によると、「深刻」段階の保健医療災難危機警報が発令された場合、外国の医療者免許を持っている者も保健福祉部長官の承認を受けて医療行為ができるようになる。現在は▽外国との教育または技術協力に伴う交換教授の業務▽教育研究事業のための業務▽国際医療奉仕団の医療奉仕業務--に限って承認している。改正施行規則は早ければ今月末に施行する計画だ。保健福祉部はこれに先立って2月19日専攻医が政府の医大増員に反発して集団辞職し、4日後危機警報段階を従来の「警戒」から「深刻」に調整した。危機警報は状況の深刻性を総合的に考慮して関心→注意→警戒→深刻の順に高まっていく。