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韓国「生産可能人口、1000万人減る」…20年後「人口悪夢」報告書

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.07 10:15
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今後20年間で大韓民国の生産可能人口が約1000万人減少するという見通しが公表された。

韓半島未来人口研究院は6日、「2024年人口報告書」を出版した。報告書によると、韓国人口は40年以内に3000万人台まで縮小する。昨年5171万人だった総人口は2065年3969万人台に減少すると予想されている。これによって生産可能人口(15~64歳)は昨年3657万人から2044年約2717万人で20年間で1000万人減少する。

 
研究院は「生産可能人口の減少は消費活力を落とし、内需市場の崩壊を引き起こして、老人扶養負担が大きくなり、経済成長速度が急速に鈍化して長期低成長が固定化する」と診断した。

全体人口を年齢順に羅列した時、中央に来る人々の年齢を意味する中位年齢は昨年基準で45.5歳から2031年50.3歳に上昇する。国民の半分が50歳以上になる格好だ。2060年死亡者数は74万6000人で出生児(15万6000人)の4.8倍となる。

小学校入学年齢である7歳の児童数は2023年約43万人から2033年約22万人と半分水準にまで減る。兵力資源も急減して新規現役入営対象者である20歳男性は2023年約26万人から2028年約19万人に減って20万人ラインが崩壊する。

反面、一人暮しの高齢者世帯は2倍以上増える見通しだ。昨年基準で全世帯の9.1%(199万世帯)だった65歳以上の単身世帯の比率は2049年に20.2%(465万世帯)まで高まる。

あわせて2050年には65歳以上の高齢者が全体人口の40%(1891万人)を占めることになり、史上最大規模となる。80歳以上の超高齢者も昨年全体人口の4.4%(229万人)で2061年全体の20.3%(849万人)に増える。

イ・インシル院長は「人口減少による災難は大韓民国の存立がかかっている事案」としながら「人口回復のゴールデンタイムが過ぎれば韓国社会が再び安定した状態に戻るまでは多くの時間とコストが必要になる」と指摘した。

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    2024.05.07 10:15
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    資料写真[Pixabay]
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