製造業からアリ・テムまで…世界は「チャイナダンピング」と戦争
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.23 06:37
電気自動車(EV)・バッテリー・鉄鋼からアリエクスプレス(AliExpress)やテム(Temu)まで…。低い価格を越えてダンピングに近い中国製品の全方向的空襲が世界の経済秩序を揺さぶっている。1990年代中国が伝統製造業を中心とした低価格攻勢で「世界の工場」に浮上したとすると、今回は先端製造業分野で「チャイナショック」をもたらす可能性があるという警告が相次いでいる。
22日、ブルームバーグによると、中国EVメーカーのBYD(比亜迪)は最近100種類以上のEVモデルの価格を昨年12月から5~20%落とした。ブルームバーグはBYDの割引戦略がトヨタ・フォルクスワーゲン・日産のようなグローバルメーカーにとって脅威的だと分析した。高級EVを作るテスラでさえ耐えきれず、割引に乗り出した理由だ。