「グローバルパートナー」なった米日…米専門家「韓国、G8まず狙わなければ」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.22 11:18
スナイダー教授は「私が会った日本の高位要人は米国が日本防衛の義務を履行できないかもしれないと懸念していた。このため国内政治的危機に陥った岸田首相が防衛協力など実現しにくい誇張された表現を出してまず成功した会談のイメージを作ろうとしたものとみられる」と話した。また「国賓晩餐の方式と英語での議会演説など今回の動線もやはり昨年の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の訪米まで意識しているという政治的危機感があらわれたもの」と付け加えた。
米ハドソン研究所アジア太平洋安全保障部長のパトリック・クローニン氏は「日本は米国がどんな場合でも日本を救うだろうと前提にする余裕がないため戦後状況を克服した完全な主権国家に戻ると決めたものと分析される」と話した。クローニン氏は「歴史の教訓を捨てても構わないという意味ではないが、日本の『平和憲法』はもう時代錯誤的な発想。現実的に自衛隊がすでに世界で最も先進化された『軍隊』になった点を認める必要がある」と説明した。