命を賭けて政治をするメキシコ…現職市長・候補ら52人殺害される
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.03 08:12
メキシコで選挙に出馬した候補が相次いで殺害されている。メキシコでは今年6月に大統領選挙・国会議員総選挙・地方選挙が同時に実施される。メキシコのシンクタンク「選挙研究所」は公式サイトに2023年6月16日から前日まで選挙暴力事件で現職市長や候補ら52人が殺害されたと明らかにした。当局は麻薬カルテルとつながりのあるギャング団を犯人と見ている。被害者の所属政党は与野党を問わない。
ロペス・オブラドール大統領は2日(現地時間)の定例記者会見で、「昨日(1日)グアナフアト州セラヤで、我が党所属の市長候補が殺害されたことを確認した」とし「民主主義を守るために立候補した人々が通りで対面しなければならないこのような状況に対して非常に心を痛めている」と述べた。