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「消費者がテスラに背を向ける理由…マスク氏の評判のため」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.02 08:34
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テスラのイーロン・マスク、最高経営責任者(CEO)の評判が落ち潜在的なテスラ電気自動車購入者がテスラに背を向けていることが明らかになった。

ロイター通信は1日、市場調査会社キャリバーのアンケート調査内容を引用し、消費者の関心度を示す「考慮スコア」がテスラの場合、先月31%に下落したと報道した。

 
これはキャリバーが2021年11月に始めた調査で、テスラの点数が70%だったのと比較すると半分以下に落ち込んだ。

テスラの点数は前月より8ポイント下落し、同じ期間にメルセデス・ベンツとBMW、アウディの点数は上昇して44~47%を記録した。

キャリバーは、テスラに対する消費者の関心度が落ちた主要因をマスク氏と関連したこととみている。

キャリバーのシャハル・シルバーシャッツCEOは自社のアンケート調査で米国人の83%がマスク氏をテスラと結びつけていることが明らかになったとし「マスク氏本人が評判下落に寄与している可能性が非常に高い」と話した。

ロイターがインタビューしたマーケティング、世論調査、自動車分野の専門家5人は、ますます右傾化するマスク氏の政治的な見解と公開発言をめぐるさまざまな議論がテスラのブランドイメージと消費者需要に負担を与えていると分析した。

カリフォルニアのコンサルティング会社オートパシフィックのエド・キム社長は「ますます多くの電気自動車購入者がイーロン・マスクの行動と政治的な面によりテスラ購入を先送りしており市場で別の代案を探している」と話した。

マスク氏は昨年11月、Xで反ユダヤ主義陰謀説を込めた主張に同調する投稿をして激しい議論を起こした。また、最近では違法移民問題と関連して極右主義者の陰謀説を支持する投稿をしている。

ただしテスラを購入した消費者の忠誠度は依然として他のブランドより高いほうだとロイターは伝えた。

市場調査会社S&Pモビリティによると、昨年新しい車を購入した消費者を対象にした調査で、テスラ所有者の68%がまたテスラの別のモデルを購入したことがわかった。

ウィスコンシンの気候活動家カット・ベイヤー氏は「マスク氏の共和党支持性向のためテスラを避けたかったが、安定した充電インフラを備えた電気自動車があまりなく昨年テスラのモデルYを購入することになった」と話した。

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