対GDP比家計負債、100%を下回る可能性…企業の借金は急増=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.01 16:19
先月、韓国の主要都市銀行の個人向けローン残額が約1年ぶりに減少したことが分かった。反面、企業向け融資は1カ月間に8兆ウォン近く増えるなど増加傾向が続いている。
31日、5大都市銀(KB国民・新韓・ハナ・ウリィ・NH農協)の個人向けローン残額は先月28日基準で693兆6834億ウォン(約77兆8215億円)と集計された。2月末の残額(695兆7922億ウォン)に比べて2兆1088億ウォン減少した。前月比で個人向けローン残額が減ったのは昨年4月(-3兆2971億ウォン)以降11カ月ぶりだ。住宅担保ローン残高は先月28日基準で536兆307億ウォンと集計され、2月末の残額(537兆964億ウォン)に比べて1兆657億ウォン減った。前月比住宅担保ローン残額が減ったのも11カ月ぶりだ。信用貸付残高(103兆497億ウォン)は1カ月で6354億ウォン減り、5カ月連続で減少した。高金利状況が持続する中で不動産景気回復の勢いが鈍くなって個人向けローン増加傾向が弱まったものと分析される。