韓国、昨年の対米貿易黒字21年来の最大…韓国産業研「今年は黒字幅減少見通し」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.26 09:47
昨年ピークに達した韓国の対米貿易収支黒字が今後次第に縮小する可能性が大きいという見通しが出てきた。今後米国の景気鈍化が予想され、輸出増加傾向が弱まり、国際原油価格上昇でエネルギー輸入額が増え黒字幅が減少するとみられるからだ。
韓国産業研究院は25日、こうした内容を盛り込んだ「対米貿易収支黒字原因の構造的分析と見通し」と題する報告書を発表した。産業研によると、韓国の対米貿易収支はコロナ禍の影響が解消された2021年から急増した。昨年は前年の279億ドルより59.5%増加した445億ドルの黒字を記録し、米国が21年ぶりに韓国の最大貿易黒字国に浮上した。