平壌W杯予選開催を中止した北朝鮮…「日本の悪性伝染病報道のため」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.22 06:33
最近日本で致死率が最大30%に達する感染病が拡大しているという理由で、北朝鮮が26日に日本との2026国際サッカー連盟(FIFA)北中米ワールドカップ(W杯)アジア地域2次予選グループステージ第4節を平壌(ピョンヤン)で開催するのは難しいという意志を表明した。
21日、共同通信によると、日本サッカー協会の田嶋幸三会長はこの日、26日に開催予定だったW杯アジア2次予選のアウェー北朝鮮戦を中止すると明らかにした。関係者は北朝鮮から先にこのような意志を表明したと伝えた。共同通信は「北朝鮮で日本の『悪性伝染病』が報道されている」としながら「日本で感染者が増加している劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)を警戒した防疫上の措置とみられる」と報じた。これにより、平壌アウェー戦を契機に日本政府関係者が訪朝して北朝鮮・日本政府間の対話を進展させることができるのではないかと期待されていたが困難になった。