極超音速ミサイルの射程距離を拡大する北朝鮮…専門家「米増援戦力の遮断狙う」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.21 10:57
北朝鮮が多段階固体燃料エンジンの燃焼試験を通じて極超音速ミサイルの射程距離を伸ばそうとしている。北朝鮮は有事の際グアムや日本の米軍増援戦力が配備された基地を打撃するため、極超音速ミサイルの射程距離延長を進めるとみられる。
朝鮮中央通信は20日、「ミサイル総局と傘下の発動機(エンジン)研究所では3月19日の午前と午後、西海(ソヘ)衛星発射場で新型武器体系開発日程に基づき中長距離級極超音速ミサイルに装着する多段階固体燃料発動機の地上噴出(燃焼)試験を行った」と明らかにした。続いて、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が参観したこの試験の成功を強調し、「新型中長距離極超音速ミサイル武器体系の開発完成の時刻表が確定した」と伝えた。