大谷翔平の妻・真美子さんが１８日、母親の加代子さんなどと一緒にソウル高尺（コチョク）スカイドームを訪れた。



真美子さんはこの日、高尺スカイドームで開かれた２０２４ＭＬＢソウルシリーズの韓国野球代表チームとＬＡドジャースのスペシャル試合を観覧した。結婚事実が知らされた後、競技場で公開的に姿を現したのは今回が初めてだ。

真美子さんは大谷の母・加代子さんら家族と一塁側の観客席に一緒に座った。大谷が打席に入るたびに、中継カメラが妻の真美子さんを映した。彼が夫に向かって拍手を送る姿がカメラに撮られた。

現地メディアは、大谷家族が一般席に座っている姿に注目した。スカイボックスや特別室で試合を観戦しない人たちの姿に日本のネットユーザーたちは「本当に素敵だ」と質素さに拍手を送った。

アジア人としては初めて米大リーグＭＶＰ２回を受賞した大谷翔平は昨年１２月、ＬＡドジャースと移籍契約当時、契約金７億ドル（約１０４４億円）や追加賞金、広告収益などを加えて１兆ウォン（約１１００億円）を超える収益を上げた。

しかし、家族は依然として質素な生活を送っているという。両親は岩手県奥州市に住み続けている。大谷が日本で活動した当時、実家の再建築を提案したが、両親側が断ったエピソードも有名だ。その後、両親本人たちの力で実家をリモデリングしたという。大谷も質素な生活で有名だ。彼は過去、「収入はすべて両親に渡し、月１０万円の小遣いをもらっている。それさえもほとんど使わずに貯蓄している」と明らかにしたことがある。　

母親は息子が稼ぐお金を管理するだけで、本人はパートタイムアルバイトを続けた。大谷の兄と姉も、結婚など実家の大小のことに大谷の援助を断ったという。

一方、大谷は同日、３打数無安打にとどまった。前日、キウム・ヒーローズを相手に２打数無安打２三振を記録したことに続き、同日の試合でも安打を出せず、２試合の成績は５打数無安打の２三振を喫した。しかし、ＬＡドジャースは韓国野球代表チームを相手に５対２で勝利した。