韓国、半導体など輸出回復で経常収支30.5億ドル黒字
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2024.03.09 09:48
韓国の1月の経常収支が30億5000万ドル(約4500億円)の黒字となった。半導体を中心にした輸出回復の影響が大きかった。経常収支は昨年5月から9カ月連続の黒字。韓国銀行(韓銀)は今年も(商品)貿易収支(輸出-輸入)を中心に経常黒字が続くと予想した。
韓銀が8日に発表した「2024年1月の国際収支(暫定)」統計によると、1月の貿易黒字は42億4000万ドル。輸出額が552億2000万ドルで前年同月比14.7%増、輸入額は509億8000万ドルで同比8.1%減だった。ただ、昨年12月(80億4000万ドル)と比べると黒字幅は縮小した。韓銀のソン・ジェチャン金融統計部長は「通常1月は、年間輸出実績が締めくくられる前年12月と比べて貿易収支がマイナスとなる傾向がある」と説明した。