【社説】AI核心素材流出疑惑…核心技術の国家安保が急がれる=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.08 11:41
裁判所がSKハイニックスで半導体設計業務を担当していた元研究員がライバル企業マイクロンに移るのを禁止する仮処分決定を出した。しかしすでに核心技術がマイクロンに渡ったのではという懸念の声が出ている。
ソウル中央地裁はSKハイニックスが辞職した元研究員を相手に出した転職禁止仮処分申請を先月末に受理した。禁止期間は7月24日までで、違反すれば一日1000万ウォン(約110万円)ずつ支払わなければいけない。SKによると、この職員はハイニックスに20年以上勤務し、AIの核心素材の高帯域幅メモリー(HBM)の設計と開発に最初から関与してきた。2022年7月に退職し、2年間転職禁止という誓約書を書いたが、マイクロンから役員級待遇を受けて勤務していることが確認された。