HBM技術流出疑惑…韓国半導体が危機
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.08 07:55
高帯域幅メモリー(HBM)業界トップのSKハイニックスが後発企業の米マイクロンに移った自社退職職員を相手に出した転職禁止仮処分申請を裁判所が受理した。人工知能(AI)半導体の主要部品HBMをめぐる業界の開発競争が激しく、核心技術の流出が懸念される状況だった。
ソウル中央地裁はSKハイニックスが退職職員Aを相手に出した転職禁止仮処分申請を先月29日に受理したと7日、明らかにした。そして裁判所は再就職した会社を即時退社しない場合、AはSKハイニックス側に毎日1000万ウォンずつ支払うよう決定した。Aはマイクロンに再就職し、役員級で在職中だ。