【時論】ソウル竜山が東京のように国際競争力を備えるには(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.29 13:03
生きていれば「あの時にやらなくてよかった」と思うことがある。ソウル市の竜山国際業務地区開発事業推進発表を見てそう感じた。2006年、KORAIL(韓国鉄道公社)は民間事業者にサムスン物産コンソーシアムを選定したが、事業は進まなかった。開発計画をめぐりKORAIL、民間事業者、ソウル市の隔たりが大きかったうえ、2008年のグローバル金融危機を克服できなかったからだ。
2013年に都市開発区域指定が解除されて以降、ソウル市とKORAILが額を合わせた。まず竜山の未来ビジョンを樹立し、実施協約を締結した。ソウル市は開発計画樹立のための意思疎通を130回もした。ソウルを「グローバルトップ5都市」にするというビジョンを提示し、融合・複合国際業務都市、立体歩行緑地都市、スマートエコ都市、同行感性都市という戦略も追加された。