バイデン氏「プーチンの予想は間違い、米国はウクライナ離れない…ロシア新規制裁も」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.25 11:39
米国政府が23日にロシアに対する高強度の新規制裁を発表した中でバイデン米大統領は「ロシアのプーチン大統領はわれわれが(ウクライナを)離れるだろうということにベッティングしているが、われわれはいま離れることはできない」と強調した。バイデン大統領はこの日ホワイトハウスで開かれた全国州知事会合での演説で、ウクライナに対する持続的な支援方針を明らかにしながらこのように話した。
バイデン大統領は「2年前にプーチンはウクライナに踏み込めば彼らを屈服させられると信じて進撃したが、2年が過ぎたいま彼は依然として間違っている。ウクライナ国民はプーチンの激しい攻撃にも屈することなく強く持ちこたえている」と話した。続けて「彼らの勇気と犠牲のおかげでもあるがわれわれのおかげでもある。われわれはウクライナを支援するために50カ国以上で構成された連合を結成した。われわれはいま退くことはできない」と話した。「そのためプーチンの残忍な征服戦争への対応として、またナワリヌイ氏の死への対応としてきょう500件以上を対象にした新規制裁を発表した」と述べた。米国務省と財務省、商務省はこの日、金融・エネルギー部門を含むロシアの産業全般にわたり500件以上の対象に対する制裁を発表した。2年前のロシアのウクライナ全面侵攻後で最大規模の制裁だ。