【コラム】日本とインドが喜んだ…熱い証券市場の秘密
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.22 09:34
日本とインド証券市場が急成長しています。1月末に東京とインドの証券取引所はそれぞれ世界証券市場4位と6位に上がりました。上海証券市場は1年ぶりに3位から5位に押し出されました。その差は投資魅力といえます。中国は最近投資魅力を失っています。世界経済2位に急浮上して積もったバブルが消え中国共産党主導経済が強化された余波と分析されています。昨年の外国人直接投資額は30年来の低水準に落ちました。中国を離れ米国に向かう中国人も少なくありません。これに対し日本は企業バリューアップ政策を通じて企業価値を高め、インドは中国に代わる巨大新興市場に浮上しました。
米国証券市場にも産業転換の加速を象徴する変化があります。核心企業30社だけが入るダウ平均指数の銘柄からドラッグストアのウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが抜け26日からアマゾンが入ります。内需経済が熱くなりアマゾンがデジタル時代の小売業をより正確に反映するという理由からです。アマゾンは人工知能(AI)時代の核心基盤であるクラウドサービスの強者である点も考慮されました。一方、AI時代の皇帝株に浮上したエヌビディアは業績発表を翌日に控えた20日、株価が大きく下落しました。サム・アルトマンのオープンAIとアームの孫正義がエヌビディアに挑戦状を差し出した上に株価の短期急騰にともなう利確売りが出てきた影響もあったものとみられます。