中国、韓国戦争をまた歪曲…「中共の地下組織が米国核攻撃を阻止」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.22 06:56
中国の情報機関である国家安全部が韓国戦争(朝鮮戦争)当時の状況を歪曲(わいきょく)する主張を展開して問題になっている。中国共産党の地下組織が米国の核攻撃を防ぎ、諜報隊が米国の参戦と仁川(インチョン)上陸作戦を事前に把握して北朝鮮に教えたという主張だ。国家安全部は北朝鮮の南侵さえ否定するなど、韓国戦争史を歪曲していて韓国も対応が必要だという指摘が出ている。
中国国家安全部は21日、WeChat(微信)アカウントを通じて韓国戦争当時、38度線上で起きた激しい情報戦を紹介する「北緯38度線上の隠された対決」と題する説明文を掲載した。説明文には「74年前、傍若無人の侵略者を停戦協定に署名させて抗米援朝(米国に対抗して北朝鮮を支援した)戦争の偉大な勝利を宣言した背後には、党の『隠蔽戦線』が発揮した特殊かつ重要な役割があった」という内容が入っていた。