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【時視各角】李康仁攻撃、もっとやらなければならないですか=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.21 17:57
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エリック・カントナというサッカー選手がいた。フランス国籍だが選手全盛期を英プレミアリーグで過ごした。マンチェスター・ユナイテッド(マンU)で背番号7を付け活躍した。その数字はマンUのエースを象徴する。ベッカムとロナウドが7番だった。カントナはセカンドストライカーや攻撃型ミッドフィルダーとして活躍した。1992年にマンUに入団し同年から2シーズン連続でチームのリーグ優勝を牽引した。

ところが95年1月に驚きの事件が起きた。クリスタル・パレスとの試合中に相手選手の尻をわざと蹴り退場させられ、グラウンド外に歩いて行くと突然観覧席に突進して観客の男性に二段蹴りを食らわせた。激しいプレースタイルで悪名を馳せてきたが観客に暴力を振るったのは初めてだった。その場面はそのまま中継カメラにとらえられ、翌日の英国の新聞1面には飛び蹴りする写真が載せられた。英国メディアは「カンフーキック」と表現した。観客がカントナの家族を侮辱する野次を飛ばしたのが事件の発端だったとの報道が出た。

 
イングランド・サッカー協会はカントナに9カ月の出場停止を命令した。重い懲戒だったがそれでは十分でないという世論が起きると、マンUのアレックス・ファーガソン監督(当時)が「サッカー選手も母親を侮辱する悪口には腹が立つ普通の人にすぎない」とかばった。カントナは同年末にグラウンドに戻りマンUのリーグ優勝に寄与した。カントナがマンUにいた5年間にチームは4回プレミアリーグチャンピオンになった。

スポーツ界には「悪童」と呼ばれる選手が多い。大人なのにそう呼ばれる。テニスの試合では怒りを堪えられずラケットを投げたり折ったりする選手がしばしば現れるが、1980年代にウィンブルドン大会と米国オープンでよく優勝したジョン・マッケンローが代表的だった。彼は審判の判定に露骨に不満を示し、時には罵倒し物議をかもした。選手時代は問題を起こし続けたがコートの外に追い出されることはなかった。それなりにファンも多かった。彼は1999年に国際テニス殿堂入りした。

スポーツスターの性格をめぐる議論のトップにはタイガー・ウッズがいた。他の選手を仲間と認めなかった。傍若無人だった。2009年に起きたセックススキャンダルは猟奇に近かった。その後も薬物中毒問題が起きた。多くの経験をしたからなのか、年を取ったからなのか、最近は態度が変わった。彼は悪童だった時も雲のように多くのファンを連れて歩いた。彼が良い人だったわけではなく優れた選手であるためだった。芸能人やスポーツスターが人格まで立派ならば良いが、だれもが孫興慜(ソン・フンミン)やイム・ヨンウンになることはできない。

サッカー韓国代表チームのアジアカップ準決勝直前の混乱に対する最初のニュースが出てから1週間が過ぎた。特ダネ報道をした英国メディアの記事には李康仁(イ・ガンイン)の「拳」はなかった。大韓サッカー協会関係者の話を引用した韓国国内の後続報道に拳が登場した。李康仁選手は孫興慜選手を殴っていないと主張している。サッカー協会は真相を確認して伝える作業をしていない。そんな意志すらないように見える。選手同士で暴力行為があったとすればそれにともなう処分が必要だ。李康仁選手に向かって別の選手が悪口に近い厳しい言葉を投げたのが身体的摩擦を呼んだという話も出ている。これもまた事実ならば懲戒に相当する。誤りに対する責任が明らかであってこそ前後分別のない世論裁判のどん底に陥ることもない。それが選手を保護する道でもある。

メディアも問題だ。ポータルサイトには多くて1日に1000件を超える李康仁選手関連記事が掲載された。過去や家族まで狙った。23歳の選手が最悪の逆賊になった。コラムニストのノ・ジョンテ氏は最近フェイスブックにこんな投稿をした。「俳優やスポーツ選手みんなエンターテイナーだ。彼らが提供するエンターテインメントを楽しめば良く、彼らそのものをエンターテインメントとして楽しむのはやめよう」。同意する。

イ・サンオン/論説委員

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