【コラム】未来半導体は「先端パッケージング」の戦い…集中育成策立てなくては=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.19 12:08
半導体産業は第4次産業革命の核心で、人工知能(AI)、ビッグデータ、6G、ロボット、航空宇宙、量子コンピュータなどだけでなく、防衛産業の根幹だ。半導体基盤の先端技術は民間と軍が兼用し、経済と国家安保に大きな影響を及ぼす。こうした理由で半導体をめぐる対立は米中覇権戦争の核心であり、時間が経つほど激しくなっている。
世界は最近AI革命の入口に立った。関連産業が想像を超越するスピードで進化している。AIは人類のすべての暮らしを変えるものであり、AI競争で遅れをとれば劣等企業、2等国に転落しかねない。このため大多数の企業と国がAI技術に死活をかける。特に米中競争が激しい。米国は中国が米国の半導体技術を活用してコンピューティング能力を向上することにより安保が脅かされると考える。中国がAI技術を防衛産業に活用するためだ。米国の対中半導体制裁は中国の半導体生態系は生かしながらも先端半導体発展は抑止するのが目標だ。半導体産業が米国の国家安保と直結する問題であるため制裁は少なくとも10年は続くと考えられる。