予想覆した米国の物価、金融市場またもつれる…金利上がり、ウォン下がる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.15 08:20
予想を上回る米国の消費者物価指数(CPI)上昇率に金融市場が再び揺れ動き始めた。通貨当局の物価目標達成の最後の区間を意味する「ラストマイル」の道のりがでこぼこになり、金融不安が当分続く恐れがあるとの懸念が出ている。一方、依然として粘り強いインフレを懸念する米国と違い、中国は4カ月連続でマイナス物価を記録して、「デフレの恐怖」が広がっている。
ソウル外国為替仲介によると14日のウォン相場は前営業日より7.25ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1335.35ウォンで取引を終えた。ウォン相場は先月17日に1ドル=1344.20ウォンまで値を下げた後、政策金利引き下げへの期待感を反映して再び上昇に乗った。だがこの日は高い米国のCPI上昇率を受け再度下落し1340ウォン台進入を目前にした。