【中央時評】北朝鮮の反統一論に積極的に対抗するべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.14 15:42
ついに北朝鮮が南北統一は不可能であり、南北は敵対的な2つの国家関係だと宣言した。一つの民族、統一という用語も禁じて関連組織を撤廃した。過去に南北は国連に共に加入することで国際的に2つの国家と認識されたが、南北間の基本合意書を通じて国と国の関係でなく、統一されるまで暫定的な特殊関係と規定した。その後、国際的な認識と南北間の認識が並立する二重的状況が続いた。今はもう当事者である北朝鮮が立場を変えたため、2つの認識のうち特殊関係という認識が動力を失う状況を迎えた。韓国の統一政策にも大きな障害が予想される。それだけに今回の北朝鮮の宣言は南北関係と統一の推進において重大な意味を持つ。
これに対し韓国政府は「一つの民族として共にしてきた長い歴史を否定する反民族的な反歴史的な形態」という立場を明らかにした。南北が一次応酬を交わしたが、北朝鮮は後続措置を取るはずであり、状況はまだ始まりにすぎない。