<サッカー>韓国代表監督の更迭、しないのか、できないのか…カギは巨額の違約金(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.08 15:59
各メディアの報道内容に差はあるが、クリンスマン監督の年俸は220万ドル(約29億ウォン、約3億2700万円)前後と推定される。2年半ほど任期を残しているクリンスマン監督を解任する場合、サッカー協会が支払う違約金は60億ウォン前後にのぼる。辞任でなく解任の場合、残余任期の年俸をすべて支払うケースが一般的であるからだ。クリンスマンと共にするコーチングスタッフの契約をどう処理するかによって金額はさらに増える可能性もある。
次の指揮官およびコーチングスタッフに支給する人件費まで勘案すると、監督交代による損失費用は100億ウォンに近づく。現在天安(チョンアン)代表チームトレーニングセンター建設のために莫大な財源を投入しているサッカー協会の財政状況を勘案すると、数十億ウォンの金額を出すのは容易でないとみられる。