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<アジアカップ>戦術もカラーもないクリンスマン韓国監督…屈辱的な敗退も「辞めない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.08 11:44
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「クリンスマン監督の戦術は疑問そのものだ」。

AP通信は64年ぶりのアジアサッカー連盟(AFC)アジアカップ優勝を狙った韓国代表が敗退するとこのように伝えた。

ユルゲン・クリンスマン監督(ドイツ)が率いるサッカー韓国代表は7日、カタールのアフメド・ビン・アリ・スタジアムで行われた準決勝でヨルダンに0-2で完敗した。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング23位の韓国代表は「歴代最強」の戦力という評価を受けたが、格下のヨルダン代表(87位)を相手に有効シュート数「0」という屈辱的な敗戦を喫した。

 
韓国がアジアカップで2点差以上で敗れたのは1996年大会のイランとの準々決勝(2-6敗戦)以来。韓国はヨルダンに初めて敗れた。ヨルダンはこの日の試合まで韓国との歴代対戦成績が3敗3分けで絶対劣勢だった。ジ・アスレティックは「韓国は今大会で実力を見せることができなかった。FIFAランキング87位のヨルダンを相手に苦戦した」と伝えた。

成績よりも深刻なのは、優勝候補という言葉が色あせるほどの「無色無臭」戦術と競技力だ。韓国代表にはFWに孫興慜(ソン・フンミン、トッテナム)、黄喜燦(ファン・ヒチャン、ウルバーハンプトン)、李康仁(イ・ガンイン、パリ・サンジェルマン)、DFには金玟哉(キム・ミンジェ、バイエルン・ミュンヘン)などワールドクラスの選手がいるが、バーレーンとのグループリーグ第1戦(3-1勝利)を除いてすべて苦戦した。守備では6試合で10失点した。すべての試合で失点し、不安を露出した。韓国は2015年大会(準優勝)、2019年大会(ベスト8)ではそれぞれ2失点しかしなかった。

攻撃では選手の戦術的な動きがほとんど見られなかった。孫興慜、李康仁はともにフリーロール(自由な役割)で動くように見えた。こうした姿を見たファンは戦術なく一部の選手の個人スキルに頼るクリンスマン監督の指導スタイルを「依存サッカー」と皮肉った。

特にヨルダンとは今大会で2回対戦したが、いかなる対策もなく完敗したという点が衝撃的だ。韓国はグループリーグ第2戦でヨルダンと対戦し、1-2とリードされた試合終盤、相手のオウンゴールでかろうじて同点に追いついた。準決勝でもグループリーグとほぼ同じ攻撃メンバーと戦術で臨み、結局、完敗した。守備の核の金玟哉が警告累積で出場できなかったが、これに対応する戦術も見られなかった。相手を十分に分析して試合に臨んだのか、疑問を抱かざるを得ない。

パク・チャンハ解説委員は「ヨルダンは韓国との最初の対戦で間違いなく自信をつかんだ。『同じ失敗をしなければ必ず勝てる』と考えたようだ」とし「反対に韓国は最初の対戦が引き分けで終わり、今回は金玟哉がいないというハンディキャップまであったが、いかなる対策もなかった」と指摘した。

キム・オソン解説委員は「韓国はバーレーンとのグループリーグ初戦を除いて、すべての試合で相手チームに劣勢となる試合をした。弱いチームとの対戦であれ強いチームとの対戦であれ、明確な戦術なく核心選手の個人の技術に依存するように見えた。良く言えば『信頼』だが、冷静に言えば『無戦術』に近い」と話した。

クリンスマン監督は、「結果に責任を取って辞任する考えはあるか」という質問に対し「韓国に戻って今大会を分析し、今後の2年半、北中米ワールドカップ(W杯)を目標にチームはさらに発展しなければいけない。我々の前には課題が多い」と答えた。

しかし「このままではいけない」というのがほとんどの専門家の意見だ。専門家らはクリンスマン監督体制では韓国サッカーに未来がないと主張する。

パク・ムンソン解説委員は「試合結果はともかく、監督がどんなサッカーをしたいのか、大会で明確に見えなかった」とし「目標がありながらそれを達成できないのと、目標設定自体が不透明なのは大きな差がある。可能なら今クリンスマン監督と決別することも考慮する必要がある」と述べた。さらに「クリンスマン監督が北中米W杯まで同行する場合、次のW杯に向けた哲学と目標は何か、どんな過程を経て目標に近づくのか明確なビジョンを提示しなければいけない」とし「監督だけでなく彼に韓国サッカーの未来を任せた大韓サッカー協会も共に責任を負うべき部分」と強調した。

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