【コラム】韓国のスポーツは背が高い順に滅びる(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.01 14:28
人口学界が最近注目している、いわゆる「2015年の秘密」を解いてみると解決策が出てくるかもしれない。2000年代に入って1.09-1.30人の間で上下していた合計特殊出生率は2015年から1年も欠かさず低下している。いったい2015年には何があったのか。人口学界は大きく3つの要因が2015年の人口「変曲点」をもたらしたとみている。
まず経済的な側面ではソウルのマンション売買中位価格が初めて5億ウォン台に乗るなど、マンション価格暴騰の前兆が表れたのが2015年だ。中位所得世帯が中間価格の住宅を購入する場合の融資資金償還負担を表す「住宅購買負担指数」はソウルの場合、2015年1-3月期に83.7で下限となった後、2022年には214.6まで上がった。住宅の確保が難しいため、青年は結婚・出産を先に延ばしたり避けたりする(マ・ガンレ中央大教授)。