目に浮かぶ「トランプスタイル」…「当選すれば北核容認するのでは」懸念
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.18 10:03
米共和党のアイオワコーカス(党員集会)がトランプ前大統領の過半圧勝で終わり、トランプ氏の再執権がもたらす韓半島(朝鮮半島)安保環境変化に対する不安感が高まっている。すでに2017-2021年の在任当時に「アメリカファースト」を前面に出したトランプ氏は、世界秩序の維持にかかる費用をこれ以上は負担しないとして国際秩序を揺るがした。
トランプ氏が政権を奪還する場合、特に北朝鮮の核保有を事実上認める可能性があるという懸念が出ている。米戦略国際問題研究所(CSIS)のビクター・チャ韓国部長は16日(現地時間)、「2024インド太平洋見通し」セミナーで、政治専門紙ポリティコが先月報道したトランプ氏の北核容認検討説について「トランプ氏にとって最も費用がかからずに済むという点で不可能なことではない」と語った。また、米国が北朝鮮を核保有国と認めるという概念自体が韓国、日本、中国など域内の国家安全保障に大きな波及効果をもたらすと予想した。