「フーシ派の攻撃力損傷30%だけ」…バイデン大統領、結局「隠密なカード」取り出す
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.15 08:38
米国が13日(現地時間)、イエメンの親イラン武装組織フーシ派の拠点に対する追加攻撃を断行した。米英連合軍の大規模な爆撃の翌日だ。しかし紅海を脅かしてきたフーシ派の軍事施設を破壊して中東内の危険要因をなくそうとする連合軍の目標とは違い、「実際に打撃を受けたのはフーシ派の攻撃力の30%以下」という米国軍当局の分析が出てきた。紛争の拡大や危機の長期化を望まないバイデン米大統領はイランに非公開メッセージを伝えるなど対イラン外交にも注力している。
米中部司令部はX(旧ツイッター)を通じて13日午前3時45分ごろ、イエメンのフーシ派レーダー施設1カ所を攻撃したと明らかにした。米海軍イージス駆逐艦「カーニー」がトマホークミサイル(射程距離1250キロ)を利用して単独作戦を遂行した。米英連合軍が12日にイエメンのフーシ派が掌握している首都サヌアやサダなどの目標物28カ所に空襲を加えた翌日だった。