氷点下20度の厳しい寒さで猛威を振るう「焚き物泥棒」…隣家の戸口も盗む北朝鮮住民たち
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.12 08:21
氷点下20度に迫る厳しい寒さが続く北朝鮮で、住民たちが焚き物を求めて隣のトイレのドアまで盗んでいくなど、深刻な生活難に陥っているという。
北朝鮮専門メディアのデイリーNKジャパンは9日、北朝鮮両江道(ヤンガンド)の消息筋を通じて、恵山(ヘサン)市で薪のない住民たちが隣家の戸口やトイレのドアまで密かに盗んでいくことがよく発生していると報じた。気温が氷点下20度以下に下がる厳しい寒さが続き、生活難で焚き物を買う余裕がなくなると、このような「焚き物窃盗」事件が発生しているのだ。また、現在、北朝鮮は造林事業によって伐採の取り締まりが強化され、焚き物の入手が比較的に難しくなった。