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プーチン尊敬して改名した米ボクシング選手、ロシア市民になる

ⓒ 中央日報日本語版2024.01.10 15:34
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ロシアのプーチン大統領を尊敬すると明らかにした米国プロボクシング選手ケビン・ジョンソン(45)が結局、ロシア市民権を取得した。



 
ロシア法令情報ポータルは9日(現地時間)、プーチン大統領がジョンソンにロシア市民権を付与する大統領令に署名したと発表した。

米ニュージャージー出身のジョンソンは昨年4月、試合を控えてリングに上がり「ロシアで暮らしたい」と言いながらプーチン大統領に公開メッセージを伝えた。昨年8月にモスクワで開催されたボクシングトーナメント大会では、プーチン大統領の肖像画が描かれたロシア国旗色のシャツを着て登場し、計量を行った。またプーチン大統領を称えるために「ケビン・ウラジミロビッチ」に改名し、「私はもう100%ロシア人」と語った。

ジョンソンは昨年9月にすでにロシア市民権公式申請を終えたと報道された。当時イズベスチヤとタスなど複数の現地メディアはこれを伝え、「ジョンソンがロシアで妻を見つけ、プーチン大統領とチェスをしたいという希望を明らかにした」と伝えた。

20年余りの経歴を持つヘビー級プロボクサーのジョンソンは60戦36勝(20KO) 22敗2分け。タイソン・フューリー、アンソニー・ジョシュアなど世界的なボクサーと対戦して敗れている。

プーチン大統領はこの日、カナダ出身のアイスホッケー選手ブレンドン・ライフシク(30)にもロシア市民権を付与した。北米アイスホッケーリーグ(NHL)で活躍したライフシクは2020年に女性嫌悪発言で物議をかもした後、ロシア大陸間ホッケーリーグ(KHL)に舞台を移した。ライフシクも昨年7月にプーチン大統領に市民権要請書を書いた。

これに先立ちロシアは米国の俳優スティーヴン・セガール、フランスの俳優ジェラール・ドパルデューなどロシアを支持した有名人にも市民権を与えている。

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