未婚男性の雇用率、既婚男性より16%ポイント低い=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.09 10:06
韓国国内の未婚人口の増加が、女性の労働市場参加を増やす一方、男性の参加は減らす方向に作用したことが分かった。晩婚・非婚などの影響で雇用・勤労時間など労働の供給はすでに減り、今後さらに減少ペースが速まるという分析が出ている。韓国銀行(韓銀)は8日、こうした内容の報告書「未婚人口増加と労働供給の長期傾向」を発表した。
報告書によると、未婚人口の比率(15歳上)は2000年の27.9%から2020年には31.1%に上昇した。既婚男性の経済活動参加率・雇用率(2013-23年平均)は未婚に比べ13%ポイント、16%ポイント高かった。逆に既婚女性は経済活動参加率・雇用率10年平均値が未婚に比べ19%ポイント、16%ポイント低かった。未婚男性が増えれば労働の供給が減り、未婚女性が増えれば労働の供給が増える構造ということだ。