日本が独島の津波にも対応している時…韓国独島隊員にはメッセージひとつなし(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.05 07:33
1日午後5時11分。韓国行政安全部が東海(トンへ、日本名・日本海)海岸全域に「日本で地震が発生して一部の海岸で地震津波(津波)による海水面変動が現れる可能性があるので、海岸の安全事故に注意を傾けてほしい」という内容の災難安全案内メッセージを送った。東海に接した石川県能登半島でマグニチュード(M)7.6の地震が発生(4時10分)してから約1時間後のことだ。韓国気象庁が東海岸地域に津波情報を初めて発表した午後4時23分から48分が経過した後にメッセージが発信されたことになる。
だが、地震当時、独島(トクド、日本名・竹島)で勤務中だったAさんはこのメッセージさえも受け取ることができなかったという。Aさんは「何のメッセージも受け取らなかった。誰かしら受信していたら伝わっていたはずだが、他の独島勤務者からもメッセージを受け取ったという話は聞かなかった」とし「気象悪化のために通信に問題があったようだ」と話した。