【中央時評】北東アジア安保の主要変数に浮上した第7鉱区問題(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.29 11:22
東シナ海紛争のもう一つの変数は中国だ。2006年に中国はJDZ近隣の白樺天然ガスを生産し始め、これに反発した日本は交渉の末2008年に第7鉱区から西側に860メートル離れたところに日中共同開発区域を設定することにした。しかし2010年に交渉は中断した。現在中国が稼働中の海上油田は第7鉱区近隣に4カ所ある。
第7鉱区協定終了書面通知期間が近づき、日本の選択が焦眉の関心事となっている。画定基準が自国に有利に変わった状況で、日本が過去の協定の延長や新たな協定締結に応じるかは不確かだ。協定が終了すれば韓日両国の海洋境界は1974年以前の原点に戻り、中国の変数が大きく作用するはずだ。韓国は2027年3月3日に大統領選挙日程が決まっている。