日本・東南アジア路線の旅客急増…仁川空港、3年ぶりに黒字転換
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.21 07:14
韓国仁川(インチョン)国際空港公社が3年ぶりに黒字転換に成功した。仁川国際空港公社(以下、仁川空港公社)は20日に記者懇談会を開き、今年売上2兆1102億ウォン(約2320億円)と営業利益4616億ウォンを記録する見通しだと明らかにした。予想当期純利益は3800億ウォンだ。仁川空港公社はコロナ禍が本格化した2020年から昨年まで赤字から抜け出すことができなかった。
黒字転換は旅客部門の好調のためだ。今年仁川空港公社を利用した旅客数は5595万人を記録するものとみられる。昨年1787万人に比べると2.1倍増となる。コロナ禍以前の2019年7117万人と比べると79%水準まで回復した。日本と東南アジア路線が実績回復の立役者となった。特に円安による日本への観光客が増加を続けている。2019年仁川空港を通じて日本を訪れた旅客は1186万人だったが今年は1348万人を記録する見通しだ。