未舗装道路を走って農地で発射…北朝鮮、「火星18型」奇襲攻撃能力を誇示
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.20 07:41
北朝鮮が19日、固体燃料を使用した大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18型」試験発射の写真を公開し、機動性を強調した。従来とは違い未舗装の道路を移動し、任意の場所でICBMを発射する新しい形態を見せた。
この日、北朝鮮の朝鮮中央通信が公開した写真を見ると、「火星18型」を積んだ輸送起立発射機(TEL)は直線型トンネルの中にあり、道路にそって外に出てくる。発射は周辺に農地が見える場所で行われた。その間、北朝鮮はICBM発射場所として平壌(ピョンヤン)順安(スンアン)国際空港を活用したりした。これは、トンネルの中にICBMを隠しておき、いつでも攻撃できる能力があることを誇示するためと解釈される。