「自国製を使え」中国でiPhone禁止令が拡大…サムスンにも“火の粉”懸念
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.18 10:40
さらに多くの中国地方政府と国営企業が職員にiPhoneやサムスンのスマートフォンなど外国製電子機器を業務に使えないように禁止したとブルームバーグ通信が16日(現地時間)、報じた。これによって世界最大のスマートフォン市場からアップルとサムスン電子が排除される可能性があるという懸念が提起されている。
今回の措置は今年9月、北京と天津市政府が中国製スマートフォンの使用を指示したが、その後周辺8省に外国製携帯電話の使用を禁止する命令として口頭で秘密裏に伝えられたと、事情に詳しい消息筋を引用してブルームバーグが伝えた。この8省には浙江・広東・江蘇・安徽・山西・山東・遼寧のほか、世界最大のiPhone生産工場が入っている河北省まで含まれているという。