「中国ハッキング部隊『ボルト・タイフーン』作戦、米国の港湾・パイプラインなど24カ所潜入」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.12 14:30
中国ハッカー部隊が過去1年間に米国の港湾・首都・パイプラインなど基幹網を含めた重要機関24カ所のコンピュータシステムに浸入したと11日(現地時間)、ワシントン・ポスト(WP)が報じた。WPは米国政府および保安業界関係者などを引用して「中国人民解放軍が米国の主要インフラをかく乱することができる能力を強化している」と伝えた。
「ボルト・タイフーン(Volt Typhoon)」と名付けられた中国のサイバー作戦の対象にはハワイの首都施設、米西海岸の港湾施設、少なくとも1カ所以上の石油・ガス管などが含まれた。特に太平洋艦隊があるハワイや主要港湾への侵入に関連しては「中国は台湾と紛争時に米軍の兵力・装備輸送を困難にする能力を望んでいる」という懸念が出てきた。