ローンの利子だけで247万ウォンの支払い…世帯当たり平均負債9186万ウォン=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.08 10:04
会社員のシンさん(41)は不動産市場が急騰した2021年末、不動産購入ブームの終盤に便乗した。3億ウォンのローンを組んでソウル西大門区(ソデムング)のマンションを12億5000万ウォンで購入した。2年が過ぎた今、マンションの相場は10億ウォンに下がった。所得は増えたが、ローンの金利の方がさらに上がった。暮らし向きがよくなったと感じない理由だ。シンさんは「あらゆる物価が上がっているのにマンションの価値だけ下がった」とし、「支出を減らして持ちこたえている」と話した。
資産は減ったが、ローンの利子が暴騰し、暮らし向きに影を落とした。7日、韓国統計庁が発表した「2023年家計金融福祉調査」を要約した結果だ。調査によると、今年3月末基準で韓国の一世帯当たりの平均資産は5億2727万ウォンだった。1年前より3.7%減少した。家計資産が減少傾向に転じたのは2012年統計作成を始めて以来、11年間で初めてのことだ。