外国人労働者108人に36人が無断離脱していた韓国地方自治体…今年1人にとどまった秘訣は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.07 15:03
6日、仁川(インチョン)国際空港出国ゲート。慶尚北道栄州市(ヨンジュシ)農村地域で今年下半期に働いたフィリピン・ベトナム国籍の季節労働者108人が故郷へ向かう飛行機を待っていた。長くて今年3月から、短くて6月から栄州地域の農家約40カ所で働いていた彼らは満面の笑みを浮かべていた。栄州市がこの日用意した歓送行事の雰囲気も和気あいあいとしたものだった。
外国人季節労働者歓送会の雰囲気がこれほど明るかったのは、昨年と違って今年無断離脱率が大幅に低下したことが一役買った。昨年は栄州市に来た外国人季節労働者が3人に1人の割合で行方をくらまして笑えない状況だった。