【コラム】忘れられたウクライナ戦争…自由陣営の負担重くなると「終息」の声(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.07 11:02
「無関心は人を殺します。計算は危険かもしれません。仲裁は国家と国家の間でこそ可能であり、善と悪の間で行うものではありません」。エルサレムに響いたウクライナのゼレンスキー大統領の演説だ。ゼレンスキー大統領は昨年3月20日、イスラエルのクネセト(議会)でのオンライン演説で殺傷武器の支援およびロシア経済制裁への参加など国際社会の前向きな態度変化を求めた。その時すでにゼレンスキー大統領は遠からず直面する「無関心」を予想していたのだろうか。10月パレスチナの武装政派ハマスがイスラエルを奇襲攻撃して国際社会には「2つの戦線」が形成された。中国と銃声のない覇権競争にしのぎを削っている米国としては、戦争拡大防止など中東地域の事態収拾は死活問題だ。
◇キーウ平和公式会談、水泡に帰す