韓国政府、車両用尿素3.7カ月分まで確保…公共備蓄2倍に増やす
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.07 09:34
中国発の車両用尿素輸入への支障が来年まで長期化する可能性が大きくなった中、韓国政府は国内確保量が3.7カ月分に増えたと明らかにした。公共備蓄量は現在の2倍に拡大し、輸入先多角化を進める企業に対する支援も推進することにした。
韓国政府は6日、企画財政部のキム・ビョンファン第1次官の主宰で経済安保核心品目タスクフォース会議を開いた。会議に参加した国務調整室と産業通商資源部、外交部、環境部などは、最近の中国税関の輸出通関遅延にともなう尿素需給と流通現況を点検し、多角的な対策を推進することにした。中国が尿素の自国内優先供給を掲げて来年まで輸出量を大幅に減らすという話が続いているだけに、代替輸入先を確保して公共備蓄などを増やすことが核心だ。1~10月の車両用(産業用)尿素の対中輸入依存度は91.8%に達する。