韓国、自殺率1位の汚名を晴らす…100万人心理相談・若者を対象に2年ごとに検診
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.06 11:45
韓国政府が10年以内に自殺率を半分に下げるという目標を提示した。このため、若年層を中心に現在10年ごとに施行されている国家精神健康検診の周期を2年に減らす。また、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府任期内に累積100万人に心理相談を提供することにした。「精神健康政策の大転換が必要な状況」(チョ・ギュホン保健福祉部長官)という判断からだ。
5日、政府は尹錫悦大統領の主宰で「精神健康政策ビジョン宣布大会」を開き、このような内容を盛り込んだ「精神健康政策革新方案」を発表した。重症精神疾患者に対する事後治療に偏っていた精神健康政策を、今後は事前予防から早期治療及び回復まで国が支援する体系に転換するというのが今回の対策の骨子だ。精神健康政策を立て、履行状況を点検する「精神健康政策革新委員会」も大統領直属に設置される。尹大統領はこの日、「国民の精神健康は『社会の安全保障』に該当する重要な問題」とし、「任期内に精神健康政策の枠組みを完成させ、国民が健康で幸せな社会を作っていくことに最善を尽くす」と述べた。