OECD「韓国今年1.4%成長、来年2.3%反騰…物価負担大きくなる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.30 09:17
経済協力開発機構(OECD)が今年の韓国の経済成長見通しを1.4%に0.1ポイント引き下げた。これに対し来年は2.3%で0.2ポイント引き上げた。内需鈍化が来年に向かって改善され、輸出回復傾向も速まるだろうという分析だ。韓国をはじめとする主要国の物価は当初見通しよりさらに上がると予想した。
OECDは29日、こうした内容の経済見通しを発表した。OECDは毎年2回6月と11月に本見通し、3月と9月に中間見通しをそれぞれ出す。今回の報告書は今年韓国が1.4%成長するものと予想する。9月に出した中間見通しの1.5%より0.1ポイント下方修正した。債務元利金償還負担、物価上昇が消費・投資に短期的な負担として作用し成長率が鈍化するとみた。OECDが提示した1.4%は韓国政府と韓国銀行、韓国開発研究院(KDI)が発表した見通しと同水準だ。